秋から冬に葉を全部落としても大丈夫。生きています。
我が家には、挿し木から育てて8年目になるウンベラータがいます。
うちの環境の場合、3年に1回は、秋から冬にかけて
すべての葉を落として、ただの棒になります。
うちでは南向きの部屋で、カーテン越しの光が当たる場所で育てています。
たいてい12月初旬くらいに葉が黄色くなり、
「あれ調子悪いかな」「カイガラムシかな」と思います。
ここでついつい、「肥料不足かな」と考えがちです。それ
は大きな間違いなので気を付けるポイントです。
皆さんもご自身のことを思い返してみてください。
体調がいいときは、焼肉・からあげ・お刺身・・・おいしいですよね~元気出ますね。
でも。ちょっと調子悪いな~、というときは誰しもありますよね。
そんな時に、「元気ないから、今夜はかつ丼よ」と家族に言われたらどうでしょう?
「え~・・・かつ丼大好きだけど、今日は重いな・・」と思いませんか?
植物も同じだそうです。
調子悪いときに肥料を与えると、余計に調子が悪くなります。
だから調子悪そうなときには、絶対に肥料をあげません!!
「水やり3年」という言葉があります。植物を上手に育てるにはお水のあげ方がとても重要なのです。
わたしも植物がかわいくてかわいくて。
ついついお水を毎日たくさんあげたくなりますし、
肥料だってたくさんあげて元気に育ってほしいなと思って、
根腐れを起こして枯れてしまった。。そんな経験を何度もしました。
葉がなくても生きています。
安心してください。
葉がなくても、ただの棒になっても、ウンベラータは生きています。
環境が変わって(外気温が低くなって)、自分の身を守るために葉を落としただけです。
葉がなくても木の幹や根っこは生きています。どうか捨てないでください。
でも、ここで生きているからと言って、毎日お水をあげないでください。
葉っぱがないので、蒸散するお水の量も極端に少なくなっています。
お水をあげても、吸い上げられないのです。
そんな状態の時にお水をあげすぎると、常に土が湿った状態となり、根腐れを招いてしまいます。
冬場では葉っぱがあるときは、葉がピンとしていなくて、
少し垂れ下がってきた時がお水をあげるタイミングです。
冬場で葉っぱがないときは、我が家の場合は1か月以上お水をあげない期間もあります。
4~5月になれば新芽が出てきます。待ちましょう。
私も2~3月のころは、「本当に生きているよね?新芽出るよね?」と毎日不安で、何回ものぞきに行きます。
気温が20度を超える日が出てくると、新芽が膨らんできて成長が再開します。
ですので、4~5月、早ければ3月くらいから新芽が少しずつ出てきます。
植え替えは新芽が出て、落ち着いてからが適期ですので、5~6月くらいが良いです。
うちは2年に1回くらい植え替えをしています。
以前は100均の土を使っていたこともありましたが、キノコが生えたり、コバエがわいたりして、苦労しました。
やはり経験上、観葉植物には観葉植物専門の土が適していますので、
土はケチらないことにしました。
ウンベラータを太くした方は、こちらの記事を参考になさってください。
フィカスウンベラータは日光浴で太くなる、は本当!
みんなで元気でつやつやのウンベラータを育てましょう!
まとめ
冬にウンベラータの葉が全部落ちても大丈夫
あわてて肥料をあげない
春になれば新芽がでるので、ゆっくり待つ